第2回「地域ケア会議」(包括支援センターちょうふ花園主催)が、たづくり8階の映像シアターで開催されました。
テーマは「調布市の水害対策と避難行動 要支援者の避難」。
参加したのは、ちょうふ花園のエリアのうち、多摩川流域の低地(ハケ下)で地域活動をしている人たちでした。
はじめに市の防災安全課、福祉課から、災害避難の概要説明があり、その後、水害時に最も避難行動が難しい高齢者をどう支援していくか、ケアマネージャーから出された事例をもとにグループに分かれて考えました。介護職や民生委員、自治会、マンション管理組合など、それぞれの立場から意見を述べ合いました。
まとめとして、
①近隣で日頃から声かけなどの交流をしていくこと
②ケアマネジャーもその中に加わること
③認知症の方の自尊心を損なわないように誘導すること
④実行可能な方法を考えること
などが各グループから報告されました。
確かに、認知症の知識や対応の仕方の啓蒙なども大切なのですが、隣近所との交流がない状態では、知識も生かされません。まずは、①の共助が可能な近隣関係作りが大事だということも共通理解されたと思います。
そこで、第九自治会が取り組んでいる「無事旗掲示訓練」について考えてみると、旗を掲示するだけで、近隣の安否確認が自然にできるようになっています。特に深い交流がなくても、災害時に隣近所の安否を確認することができます。旗が掲示されてなければ「大丈夫ですか」と声を掛けることができます。この訓練をくりかえすことで、無理なく近隣交流が促進されます。
水害時には、避難指示が発令された時、互いに避難先などの情報を近所で確かめ合うことが共助として地域に期待されていますが、この時は旗がないので、日頃の交流がどうしても必要になります。さらに、要支援の方がおられる場合は、事前にご家族やケアマネジャー、包括支援センター、介護タクシーなどと連携する必要があります。これはそう簡単ではないので、自治会としても対策を考えていきたいと思います。(平田記)
2021.9.12 十筋体操行いました
包括支援センター・ちょうふ花園の提案で始まった「十筋体操」。月一回ですが、コロナ禍に負けないように、続けています。会場は小島町ふれあいの家です。
9班の小林さん、13班の小林さんが中心になって運営しています。
私は、プロジェクターなどの機材でお手伝いさせてもらっています。
参加をご希望の際は、花園または平田までご連絡ください。参加費は毎回100円です。
(平田記)
「十筋体操」が月1回、包括支援センター花園のエリアにお住まいの高齢者の方を対象に行われています。
中心者は第九自治会の9班の小林さんと13班の小林さんです。
主に第2日曜日の午前10時から、小島ふれあいの家を会場にしています。
私も、映像担当として参加しています。